だから、やっぱり注文住宅
ゼロから設計
全てが自分色に染まった住居を手に入れることが可能な注文住宅は、1から設計をするどころかゼロからの設計になるのでお金と労力を惜しみなく注ぎ込めば完璧に1ミリの狂いもなく理想の家を手中に収めることが約束されるので、まるでおとぎの国の中の出来事のように素晴らしいことだと絶賛されています。
常識では考えられないようなセオリーを無視した大胆な要求でも応えてくれるので、みんなが驚くような家でも設計通り忠実に実現してくれるでしょう。
分譲住宅ではまずありえないような外観の住宅、例えば城の様な家だろうがポットのような形状の家だろうが、それが理想だといえば叶えてくれるだけの実力を持っているので、思う存分拘りの注文をぶつけて建売住宅とは一味も二味も違うどころか180度違った独特のマイホームを完成させられます。
理想を実現させる、それは素晴らしいことですので注文住宅が人気なのもうなずけます。
将来の増築
今の家族構成を考えるとこの間取りでもいいけれど、将来同居人が増えたら改築あるいは増築して部屋を増やしたり駐車スペースを1台分増やさなければならないかな、とかなり先の心配をする方もいらっしゃいます。
一度建ててしまったらなかなか改造できるものではありませんし、分譲住宅ならそのままが一番効率よく人が暮らせるように考えられているので改築する余地もほとんどなく、そのままの姿で何十年と生活するしか道は有りません。
ですがもし注文住宅で将来的に増築することを踏まえた設計をしたのなら、いつでも必要に応じて改築することができるでしょう。
そのためには最初からそのつもりで良く考えて設計しなければなりませんが、注文住宅ならではの拡張性を持たせることで長く快適に生活することが期待できるのも分譲住宅では望めない点ではないでしょうか。
標準以上の耐震性
家を建てるのならマンションだろうと分譲住宅だろうとアパートだろうと注文住宅だろうとデザイナーズマンションだろうと耐震性能は一定以上なければならず、当然クリアされていると考えてもよいでしょう。
でも法律によって定められた基準の耐震性能だけでは不安だという心配性の人も多数いますし、まんがいちのことを想定するともっと頑丈な家で安心して暮らしたいという気持ちもとても理解できます。
現実問題として建売住宅ではコストを極力抑えるために耐震性能はそれほど優れていない物件がほとんどになりますが、それも買い手のことを考えるとしょうがない事実であると言わざるをえないでしょう。
ですので災害時に備えて万全の対策をしたいというのであれば、注文住宅で基礎工事の段階から対応するしかありません。
この理由だけで注文住宅にしようとする人もいるほど、近年では地震に敏感な方々が増えてきたようです。